今回のお住まいは、フローリング・柱・キッチン収納まで統一感のある木目調で揃え、室内に温かみと上質さが感じられる空間に仕上げました。自然素材のような柔らかい表情が現れる、木材の美しさを最大限に活かしたデザインです。

LDKは元々壁で仕切られた空間を無くし、スケルトン状態にすることによって開放感のあるリビングに。柱の配置や階段の位置により、視線が抜けるだけでなく、LDKをぐるりと回れるような動線にし、家事の負担を軽減しつつ、家族が自然と顔を合わせる居心地のよさを生み出しています。また階段の手すりをブラックにすることで、ヴィンテージ風のインテリアスタイルに仕上げました。
キッチン部分ではカウンター下に、使い勝手とデザインを両立した造作のオープン棚を配置。
料理本・小物・お気に入りの雑貨を置けば、暮らしの雰囲気がそのままインテリアになる工夫が光ります。