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戸建住宅と違い上下左右にほかの世帯が接続している集合住宅では、リノベーションを行うにあたって注意しなければいけない点が多々あります。まずは、マンションリフォームにおける注意点について見ていきましょう。

リノベーションは、リフォームと違い間取りの変更まで出来る点が魅力ですが、全てのマンションが該当するわけではありません。柱の位置、ほかの住宅との設置点、構造上の問題などによっては不可能な間取りもあるのです。

マンションの構造は大きく分けて壁式構造とラーメン構造の2種類があります。ラーメン構造は、あらかじめ梁と柱を接合した長方形に組まれた骨組みを中心に施工される建築様式で、ラーメンとはドイツ語で「額縁」の事を指します。

ラーメン構造のマンションは、比較的自由に間取りを変更することが可能ですが、床、壁、天井と面によって支えられている壁式構造の場合は、壁そのものが柱の代わりとなっているため間取りの変更が難しい場合が多いのです。

まず、現在自分が住んでいるマンションがどちらのタイプかを確認することによってどのようなリフォームを行うのかを決めていきましょう。

3DKから2LDKに間取りが変更できるリノベーションは、通常のリフォームと違い自由度が高いことが特徴です。しかし、だからといってあれもこれも詰め込んでしまってはいい結果になりません。収納ひとつとっても、むやみやたらと増やすのではなく、適材適所に最低限必要な大きさの収納を設置するようにしましょう。

また、流行りの対面キッチンですが生活動線をよく考え無いと、かえって使いづらくなってしまうことも少なくありません。ほんとうに対面キッチンが機能するかどうかを確認するなどの作業も大切です。

大規模リフォームの場合、工事中は住むことができません。期間は工事内容によって変わってきますが、数週間ですむ工事もあれば、内容によっては1～2ヶ月前後は掛かってしまうケースもあります。当然、その間は生活拠点をほかに移す必要があるのです。

大規模リフォームを行う場合、実際に掛かる工事費用以外にも引越し代、仮住まいの家賃などが発生します。また、工賃は工事を依頼するリフォーム業者によっても変わってきますし、工事内容によっても変動します。

目先の費用だけではなく、トータルでいくら掛かるのかを把握し計画に則ったリノベーションを行うようにしましょう。そのためには施工会社とこまめに連絡を取り、必要な情報はすぐにわかるような体制を取ることが大切です。

戸建てと違い分譲マンションの場合、管理組合による規約が存在します。リフォームを検討する場合、まず、管理組合に相談しどのような工事が可能なのかを事前に確認するようにしましょう。あまり知られていませんが、マンションの場合、壁や床の骨組み部分をはじめ、サッシや網戸、玄関ドアなども共用部分にあたり勝手に変更することは出来ないのです。

また、工事期間中は業者が頻繁に出入りする事になり、エレベーターなども多く使用する事になります。規約遵守はもちろんですが近隣住人の方々には、事前に挨拶をしておくことでスムーズにリフォームが進む事もあります。

今回は、大阪・八尾・東大阪でマンションリノベーションを検討中のみなさまに、ぜひ知っておいて欲しいポイントをお伝えしてきました。とくに間取りまで変更するスケルトンリフォームの場合は、工賃以外にも様々な費用が発生する可能性があります。

大阪を中心にリフォーム一筋でがんばっているMidoriでは、お客様一人ひとりに専任アドバイザーを付けさせていただいています。わからないこと、知りたいことがあればその場で聞いていただければすぐに回答。どんな面倒なリフォームであっても予算から工期、利用可能な補助金の有無まで即座にご提示します。

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