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お家の印象を大きく左右する外構工事の中でも、ブロック塀の設置は大変人気の高い工事の一つです。ただし、ブロック塀は安全基準に沿って適切に施工する必要もあるため、業者選びも重要なポイントといえます。

そこで本記事では、外構に使えるブロック塀の種類やメリットなどの基礎知識を解説すると共に、外構工事で失敗しないために重要な業者選びのポイントについても紹介します。これから外構でブロック塀の設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

外構に使えるブロック塀の種類

外構に使えるブロック塀の種類は以下のとおりです。

• 普通ブロック
• 化粧ブロック

ブロック塀で使用するコンクリートブロック（CB）は、大きく普通ブロックと化粧ブロックに分類することができます。それぞれで特徴が異なるので、施工前にポイントを理解しておきましょう。

普通ブロック

普通ブロックとは、ブロック塀や門柱、花壇などさまざまな部位・用途で使用されている無地のブロックです。比較的手頃な値段でブロック塀を施工できるほか、30年以上の耐用年数が期待できます。

一方で、無地の状態のまま使用すると、デザイン性には乏しいデメリットがあります。そのため、以下のような仕上げ方法を選択することもできます。

• 塗装/塗り壁
• タイル
• レンガ

普通ブロックを下地にして上記に挙げた仕上げ方法を取ることで、普通ブロックでも意匠性を向上させることができます。ただし、仕上げ方法によって予算も異なるので、見た目と予算のバランスを見て選定してみましょう。

化粧ブロック

化粧ブロックとは、美観性に重きを置いたデザイン性の高いブロックです。普通ブロックと同様にブロック塀や門柱など多くの場所で使用されており、各メーカーからさまざまなデザインが販売されています。

例えば、自然石やタイルが施工された状態で仕上げている商品や、スタイリッシュなラインが施されているタイプなども存在します。また、昨今ではコンクリートブロックであるにもかかわらず、天然木風に仕上げられている商品も存在します。

ただし、普通ブロックよりもデザインの幅が広い反面、費用は高価になってしまう傾向にあります。

外構でブロック塀を採用するメリット

外構でブロック塀を採用するメリットは以下のとおりです。

• プライバシー保護になる
• 敷地境界が明確で防犯性も向上する
• メンテナンス性に優れている

ここからはブロック塀を設置した場合のメリットについて解説します。

プライバシー保護になる

ブロック塀を設置する事による最大のメリットは、プライバシー保護になるという点です。透かしブロックのような特殊な条件で施工した場合を除き、ブロックは物理的に外部からの視線を遮ることができます。

小さなお子様がいるご家庭などは、通行人の視線を遮って敷地内にプライバシーの空間を確保できるので、生活上のストレス軽減にもつながるでしょう。

敷地境界が明確で防犯性も向上する

ブロック塀のメリットとして、敷地境界が明確で防犯性も向上する点が挙げられます。敷地境界が明確でなければ、隣人とのトラブルに発展するようなケースも存在します。一方で、ブロック塀を施工することで敷地境界を明確にできるので、不要なトラブルを避けることができるでしょう。

また、ブロック塀は防犯性を高めることもできます。オープン外構の場合はそのまま侵入されてしまいますが、ブロック塀は物理的な侵入をしにくくすることができるため、住まいのセキュリティ向上にも寄与するでしょう。

メンテナンス性に優れている

ブロック塀の大きな利点の一つに、メンテナンス性に優れている点が挙げられます。コンクリートブロックは無機質で耐用年数にも優れているため、30年程度使用することができます。

また、付着した汚れなども高圧洗浄で洗い落とすことができるので、お手入れの方法も非常に簡単といえるでしょう。ただし、普通ブロックで塗装または塗り壁で仕上げている場合に限っては、定期的に塗り替えメンテナンスを行う必要が出てくるため注意しましょう。

外構のブロック塀を施工する業者の選び方

外構のブロック塀を施工する業者を選ぶ際には、以下に挙げる点をチェックしましょう。

• 施工実績
• プランニング能力

外構業者選びで失敗しないためにも、上記の点をチェックした上で業者選定を行いましょう。

施工実績

業者選定をする際にまずチェックしておきたいポイントの一つ目は、施工業者の工事実績です。経験の浅い工事業者に依頼してしまうと、施工不良や安全性の問題などが生じてしまう可能性があります。

満足できる外構工事を実現させるためにも、経験豊富な工事業者に依頼することが重要です。なお、業者の施工実績はホームページなどで確認することができます。事前に業者のホームページをチェックした上で、施工実績が豊富かどうかを判断しましょう。

プランニング能力

ブロック塀は使用する材料によっても費用や仕上がりが大きく異なるので、プランニング能力が高い工事業者に依頼することが重要です。例えば、大まかな工事予算や希望の仕上がりなどを伝えた上で、複数のプランニングをしてくれる工事業者は信頼性が高いといえます。

専門的な用語ばかりを使用するのではなく、きちんとコミュニケーションが取れる業者にすることも重要です。なお、業者選定の段階でこれらをすぐに見分けるのは難しいため、1社だけではなく、複数の業者に相談してみましょう。

さまざまな業者と相談を進めることで、業者の得意不得意や対応能力なども比較することができます。そのため、複数社の中で業者を比較した上で、もっとも親身に提案してくれる業者を選ぶことをおすすめします。

まとめ

外構でブロック塀を設置する事で、敷地内のプライバシーを確保や住まいの防犯性が向上するメリットがあります。また、昨今のブロック塀はデザイン性にも優れているため、さまざまな仕上がりにすることも可能です。

一方で、ブロック塀の施工は経験や技術力が求められるため、業者選びは慎重に行う必要があります。施工実績やプランニング能力などを比較した上で、良心的な業者を選定しましょう。

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