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2025.04.24 13:15
こんにちは。ミドリーナです。
お風呂がない状態から新たに設置するとなると、どれくらいの費用がかかるのか?またどのような工事が必要になるのか?見当がつかないという方も多いのではないでしょうか。浴室の新設というのは、住宅リフォームの中でも比較的大規模で、専門的な知識と技術が必要です。
そこでこの記事では、風呂なし住宅にお風呂を設置する際の費用目安と、必要となる主な工事の種類について詳しく解説します。リフォームを検討する際の基礎知識として、ぜひ参考にしてください。
風呂なし住宅に浴室を新設する場合の費用は、一般的に100万円~300万円程度が目安となります。しかし、これはあくまで大まかな数字で、実際には以下のような要因によって費用は大きく変動します。
このように費用は設置場所の状況、配管や電気の有無、使用する機器のグレードなどによって大きく変動します。また、内装や防水などの周辺工事も必要になるため、全体の予算計画をしっかり立てることが大切です。
風呂なし住宅にお風呂を設置する際には、ただ浴槽を設置するだけでは済みません。実際には、給排水や電気、ガスといった設備工事をはじめ、間取りの変更や防水処理、内装の仕上げまで、さまざまな専門工事が必要になります。
そこでここからは、風呂の設置に関わる主な工事の種類と、それぞれの内容や注意点について詳しく解説します。事前にどんな工事が必要かを理解しつつ、費用の目安や工事期間の見通しを立てておきましょう。
風呂の設置にあたっては、まず既存の間取りを見直して浴室として適切なスペースを確保する必要があります。既存の部屋の一部を転用したり、押し入れや廊下など未活用スペースを活用する場合、壁の撤去や新たな壁の設置、ドア位置の変更などの工事が発生します。
間取り変更は、住環境全体の使い勝手や動線にも影響するため、設計段階で十分な検討と専門家の意見を取り入れることが重要です。
浴室として使用するには、給排水設備の整備が必要です。風呂なしの住宅では浴室用の水道管や排水管が整っていないため、新たな配管工事が必要となります。具体的には、水道管の延長、分岐、排水のための勾配調整や排水桝の設置などが挙げられます。
工事の規模や既存設備の状況によって費用と工期は大きく変動するため、事前の現地調査と見積もり取得して確認しましょう。
浴室における安全な電気設備の確保は非常に重要です。照明、換気扇、電気式給湯器など、浴室専用の電気機器を設置するため、分電盤からの専用回路の延長や、防水対策を施したコンセントの設置が必要です。
電気容量が不足している場合は、ブレーカーの増設や交換も検討しなければなりません。なお、感電や漏電を防ぐためのアース接地や絶縁対策が欠かせないため、電気設備工事は安全基準に沿って実施される必要があります。
ガス給湯器の設置を計画している場合、ガス設備工事が必要になります。都市ガスやLPガスの種類によって工事内容が異なるため、事前に確認が必要です。ガス管の延長や分岐、新たなガスメーターの設置が行われるほか、給湯器設置場所に合わせた配管経路の確保、排気や換気の処理も含まれます。
ガス漏れは重大な事故につながるため、安全性を最優先に資格を持つ専門業者による施工が必要です。なお、オール電化で電気温水器を設置する場合、このガス設備工事は不要になります。
床や壁、天井の下地工事は大工工事の領域となります。具体的には、床の耐荷重補強、壁の下地作り、ドア枠や仕切りの設置などが行われ、ユニットバス設置前の準備として欠かせない工程です。
2階以上に設置する場合は、床の耐荷重を確認し、必要に応じて梁を追加するなどの補強工事も行います。設計図に基づいた正確な作業が、リフォームの完成度を左右する重要なポイントです。
ユニットバスの場合は工場で防水加工が施されていますが、在来工法では床、壁、天井それぞれに防水工事が必要となります。具体的には、防水シートやモルタル、防水塗料を使用して水の侵入を防ぐ処置を施します。
防水工事が不十分だと、漏水による建物全体へのダメージや、カビ・腐食のリスクが高まるため、施工品質が非常に重要です。
浴室としての機能を完結させるためには、浴槽、シャワー、給湯器、洗面台などの設備機器の設置が必要です。ユニットバスの場合、工場で組み立てられたユニットを現場で据え付けるため、比較的短期間で作業が完了します。
一方、在来工法では、個々の機器の配置や接続、固定作業が必要となり、作業工程が複雑になることもあります。各設備の性能やデザインにより、設置費用も大きく異なるため、予算と機能のバランスを考慮して製品選定を行うことが重要です。
内装工事・仕上げ工事は、浴室の完成度を左右する重要な工程です。クロス貼り、塗装、床材の施工などにより、見た目の美しさと機能性を両立させる工事になります。また、洗面所や他の居室とのバランスを図るため、デザインや色調の統一にも配慮が必要になるでしょう。
なお、断熱材や防湿対策も取り入れつつ、快適で安全な空間作りをしていくことが大切です。細部にわたる仕上げ作業は、施工業者の技術とセンスに依存するため、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
風呂なし住宅に浴室を設置するリフォームは、複数の工事が連動する複雑なリフォームです。間取り変更や拡張工事、給排水・電気・ガス設備の整備、大工工事、防水工事、そして設備機器の設置や内装仕上げと、各工程がそれぞれ重要な役割を果たします。
なお、設置環境や選択する設備、工事の規模により費用や工期は大きく変動します。まずは現地調査を基に、信頼性の高い業者との打ち合わせを行い、計画的なリフォームを進めることが安心・安全な浴室の実現につながります。
リフォーム会社Midoriでは、浴室リフォームをはじめ、様々な種類のリフォームにおいて、年間1000件以上の施工実績をもっています。リフォームに関するお悩みをおもちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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