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2025.07.15 12:10
こんにちは。ミドリーナです。
キッチンは毎日の料理や片付けを行う、大切な生活空間です。しかし、キッチンが高すぎると肩がこり、低すぎると腰を痛める原因にもなり、長時間の作業がつらく感じることもあります。
そこでこの記事では、自分に合ったキッチンの高さの目安や計算方法、実際に選ぶ際の注意点などをわかりやすく解説します。リフォームや新築でキッチンを選ぶ方、今のキッチンに違和感を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
キッチンは毎日使う場所だからこそ、使いやすさがとても重要です。中でも見落とされがちなのがキッチンの高さですが、ほんの数センチの差で体への負担や作業効率、安全性が大きく変わってしまいます。
そこでここからは、高さが合っていないキッチンによって生じる身体的負担や、作業中のストレス、水はねの影響など、キッチンの高さが重要な理由を詳しく解説します。
キッチンの高さが自分の体に合っていないと、日常的な家事で体に大きな負担がかかります。キッチンが高すぎると肩に力が入ったまま作業することになり、肩こりや首の緊張を引き起こしやすくなります。
一方、キッチンが低すぎると、常に前かがみの姿勢となるため、腰痛や背中の張りにつながりやすくなります。
こうした姿勢の悪さが毎日の積み重ねで慢性的な不調を招くこともあるため、キッチンの高さは見た目以上に重要です。
キッチンの高さが合っていないと、単に疲れやすいだけでなく、作業効率や安全性にも悪影響を及ぼします。調理台が高すぎると包丁を使う際に腕が上がりすぎて不安定になり、逆に低すぎると前かがみで手元が見えにくくなり、ミスやケガのリスクが高まります。
また、重い鍋を持ち上げたり、洗い物をしたりする動作もスムーズに行えず、動作がぎこちなくなることで無駄な力を使ってしまいます。結果として、料理や片付けに余計な時間と体力を使うことになり、日々の負担が増してしまいます。
キッチンの高さが不適切だと、シンクでの作業中に水はねが発生しやすくなり、衣類の汚れにつながることがあります。特にキッチンが低すぎる場合、蛇口から流れる水がシンクの底に勢いよく当たり、跳ね返った水が胸元やお腹に飛び散ってしまうことがあります。
また、高すぎる場合でも、蛇口とシンクの距離が空きすぎることで、水が広範囲に飛びやすくなります。快適な作業環境を保つためには、水流の当たり方まで考慮したシンクの深さとキッチンの高さのバランスが重要です。
キッチンの高さは何cmが正解?という疑問には、実は明確な目安があります。代表的なのは「身長÷2+5cm」という計算式や肘高から導く方法です。
そこでここからは、それぞれの方法によって自分に合ったキッチン高さを算出する方法をわかりやすく紹介します。
キッチンの高さを決める際の一般的な目安として広く知られているのが、「身長÷2+5cm」という計算式です。例えば、身長が160cmの人であれば、160÷2+5=85cmが適切なキッチンの高さとされます。
もちろん、この式はあくまで平均的な数値をもとにした目安であり、体型や作業姿勢によって個人差が出ることもあります。ただし、大きく外れることは少ないため、キッチン選びの最初の指針として非常に効果的です。
身長を基準にした計算に加えて、より自分の体にフィットしたキッチン高さを導き出す方法が肘高の測定です。肘高とは、直立した状態で肘を90度に曲げたときの床から肘までの高さを指し、この数値から約10cm引いた値が理想的なキッチンの高さといわれています。
例えば、肘高が95cmなら、キッチンの高さは85cmが目安になります。この方法は個々の姿勢や腕の長さなどにも対応できるため実用的です。
理想的なキッチンの高さがわかったら、実際に選ぶ段階ではいくつかの注意点があります。カタログ上の数値だけで判断すると、使いにくいと感じることもあるので注意しましょう。
そこでここからは、ショールームでの確認や家族の身長差への対応など、後悔しないためのキッチン選びのポイントについて解説します。
理想のキッチンの高さは数式や目安でおおよそ決められますが、最終的な判断は体感が何よりも重要です。実際にショールームに足を運び、複数の高さのキッチンに立って作業姿勢を確認してみましょう。
また、自宅ではスリッパやルームシューズを履く方も多いため、試す際には靴の有無を想定して立つこともポイントです。シンクの深さや調理台の奥行き、収納扉の開閉しやすさなども合わせて確認すると、実際の使用感に近い判断ができます。
キッチンの高さを決める際は、家族全員の平均に合わせるよりも「一番よく使う人」の身長を基準にするのが現実的です。家庭によっては夫婦で共有する場合もありますが、調理や洗い物を担当する機会が多い人の体に合っていないと、結局その人に負担が集中してしまいます。
また、高齢者やお子さんが将来的に使うことを考えるのであれば、使い勝手をサポートする機能やレイアウトも検討すると良いでしょう。将来的な家族全員のライフスタイルも考慮しつつ、もっとも使用頻度が高い人に合わせることが、失敗のない選び方につながります。
下記記事では、キッチンリフォームの費用の抑え方や成功のポイントなど、高さ以外にも言及して解説しているので、ぜひ参考にしてください。
キッチンリフォームの費用を押さえたい!注目すべきリフォームポイントをご紹介
キッチンの高さは、日々の調理や片付けの快適さを大きく左右する重要なポイントです。
「身長÷2+5cm」や「肘高−10cm」といった目安を活用すれば、自分に合った理想の高さをおおまかに導き出すことができます。
ただし、最終的には実際に立って実物を確認することが大切です。毎日使う場所だからこそ、自分の体にフィットする高さを選び、快適で疲れにくいキッチン空間を実現しましょう。
Midoriではキッチンリフォームにも対応しています。多くの施工実績がありますので、キッチンリフォームをご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
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