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2025.08.28 09:35
こんにちは。ミドリーナです。
限られた敷地を有効活用できる点や、開放的な空間づくりができる点など、屋上テラス付き戸建てに憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、屋上テラスにはメリットばかりでなく、デメリットや注意点も存在します。十分な理解なく設置を進めてしまうと、後悔につながる恐れもあるので注意が必要です。
そこで本記事では、戸建てに屋上テラスを設置する場合の費用相場をはじめ、主なメリットとデメリットをわかりやすく解説します。屋上テラスを取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
屋上テラスの設置には、一般的なベランダやバルコニーと比べて高いコストがかかります。新築住宅で屋上テラスを採用する場合、構造設計から対応する必要があるため、標準的な屋根構造よりもコストアップは避けられません。
おおよその費用相場は以下の通りです。
上記はあくまで目安であり、使用する素材や仕上げ、手すり・照明・水道などの設備、加えて防水や排水処理の仕様によっても費用は大きく変動します。また、屋上テラスのある住宅は構造強度の確保が重要になるため、木造住宅では追加の補強工事が必要になることもあります。
その他にも、屋上は防水層が直射日光や雨風にさらされやすいため、定期的なメンテナンスが必須です。防水工事は10年に一度を目安に実施する必要があり、1回あたりの費用は20万円〜50万円ほどが目安です。
そのため、初期費用だけでなく、将来的な維持費用も含めて検討しておくことが重要です。
戸建て住宅に屋上テラスを設けることには、生活空間の拡張や機能性の向上など、さまざまな魅力があります。敷地に限りがある場合、屋上を有効活用することで新たなプライベート空間が生まれ、暮らしにゆとりや豊かさをもたらしてくれるでしょう。
そこでここからは、洗濯物干しスペースやくつろぎの場、アウトドアリビングとしての利用など、屋上テラスがもたらす具体的なメリットについて詳しく解説していきます。
屋上テラスは日当たりや風通しが良好なため、洗濯物や布団を干す場所として非常に便利です。1階に庭がない住宅やベランダが狭い間取りでは、屋上が実用的な物干しスペースになります。
また、周囲の建物から距離がある分、視線を気にせず作業ができる点も魅力です。大量の洗濯物でも余裕をもって干せる広さを確保できるため、家事効率の向上にもつながります。
屋上テラスは、地上の庭とは異なり周囲の視線を遮りやすく、プライバシー性の高い屋外空間として利用できます。都市部のような密集地では、道路や隣家からの目が気になってくつろげないという声もありますが、屋上であればそうした不安も軽減されます。
人目を気にせず、読書や日光浴、趣味の時間を楽しめるスペースとして、心身のリフレッシュにも最適です。静かな時間を過ごしたい方にとって、屋上は特別な場所になり得るでしょう。
屋上テラスにテーブルや椅子、照明などを設置すれば、まるで屋外のリビングのような空間に仕上げることができます。天気の良い日に家族で朝食をとったり、夜には星空を眺めながらゆったりと過ごしたりと、非日常を日常の中に取り込めるのが魅力です。
アウトドアリビングとしての活用は、住まいの楽しみ方を広げるだけでなく、来客時のコミュニケーションスペースとしても重宝されます。ちょっとした演出次第で、暮らしがぐっと豊かになるでしょう。
屋上からは周囲の建物に遮られにくく、遠くの山々や街並み、季節の風景を一望できるケースもあります。高台に立地している住宅や、視界の開けたエリアでは、日中の眺望はもちろん、夜には星空や夜景、花火を楽しめるなど、日々の暮らしに特別感をプラスしてくれます。
また、空が近く感じられる屋上の開放感は、気分転換やストレス解消にもつながります。
一方で、屋上テラスには注意しておくべきデメリットやコスト面での課題も存在します。設計や施工の難易度が高くなることで費用がかさむほか、雨漏りや暑さへの対策、清掃や安全管理の手間も無視できません。
そこでここからは、屋上テラスを設ける際に直面しやすい問題点について、事前に把握しておきたい重要なポイントを中心に詳しく解説します。
屋上テラスを設置するには、通常の屋根構造よりも高い耐久性や防水性が必要なため、建築費が割高になります。木造住宅では構造補強が必要になることもあり、追加費用が数十万以上に及ぶ場合も珍しくありません。
また、防水層は年数とともに劣化するため、10年に1度の防水工事や定期点検が必要となり、維持管理にも継続的な費用がかかります。こうした初期費用と将来的なランニングコストの両方を見込んだ計画が必要です。
屋上は高所に位置するため、万が一の転落事故を防ぐための安全対策が必要不可欠です。特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では、手すりやフェンスの設置だけでなく、出入口に鍵をつけるなどの工夫も必要です。
また、風の強い日や雨天時の滑りやすさなどにも配慮が必要で、素材や床仕上げにも注意しましょう。
屋上テラスは屋外にあるため、砂ぼこりや落ち葉、虫の死骸などが溜まりやすく、常に清掃が必要な空間です。排水口の詰まりは雨漏りの原因になりかねないため、定期的な点検と清掃をする必要があります。
また、屋上に植物を置く場合は土や枯葉も増え、掃除の頻度が上がります。見た目をきれいに保つにはそれなりの手間と時間がかかるため、日常的に管理できるかどうかも事前に検討しておくべきポイントです。
屋上は直射日光や雨風の影響を強く受けるため、一般的な屋根よりも雨漏りの可能性が高まります。防水層の施工ミスや経年劣化があると、屋内に水が侵入する恐れがあり、修理には高額な費用が発生します。
また、夏場は熱がこもりやすく、室内の温度上昇につながることもあるので、遮熱塗料や断熱材、屋上緑化などの対策が必要となります。
屋上テラスは、戸建て住宅に新たな価値と快適性をもたらす魅力的な空間です。洗濯物を干す場所としての利便性はもちろん、プライベートな屋外空間やアウトドアリビング、眺望を楽しめる特別な場所として、多彩な活用が可能です。
一方で、建築費や維持費の負担、安全面や気候への対策、掃除の手間といった現実的な課題も存在します。後悔しないためには、こうしたメリットとデメリットをしっかり把握した上で、ライフスタイルや予算に応じた設計を行うことが大切です。
Midoriでは屋上テラスのリフォームにも多くの施工実績がありますので、リフォームをご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
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