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マンションの防音リフォームの費用相場は?施工種類と注意点も解説

2023.02.10 11:20

防音のイメージ

こんにちは。ミドリーナです。たくさんの方が生活するマンションでは、しばしば“音”のお悩みが発生しがちです。
「ペットの鳴き声で隣に迷惑がかかっているかも」「夜でも気兼ねなく楽器を演奏したい」など音問題に頭を抱えているなら、防音リフォームはいかがでしょうか。
マンションの防音リフォームの費用相場や、施工種類、注意点などを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

防音リフォームの費用相場は?

防音リフォームの費用は、リフォームを行う部分によって異なります。
一般的に、防音リフォームができる部分は「窓」「壁」「床」「部屋」の4か所です。

部屋の広さや素材によって費用が変わりますが、一般的なケースでは以下が相場となります。

【窓】※電車や車の騒音など外からの音を遮断したり、会話や音楽を外に漏らしたくなかったりする場合におすすめの防音リフォームです

二重窓:8万円~15万円
防音ガラス:5万円~15万円

【壁】※電車や車の騒音など外からの音を遮断したり、会話や音楽を外に漏らしたくなかったりする場合におすすめの防音リフォームです

防音材を壁の内側に入れる:18万円~25万円
換気口を防音仕様に変更:1万円~5万円

【床】※物を落としたり足音を響かせたくなかったりする場合におすすめの防音リフォームです

床材の下に防音材や吸音材を敷く:30万円~80万円
防音床材に張替え:25万円~80万円

【部屋】※音楽の演奏が好きな方や、伸び伸びと子育てしたい方などにおすすめの防音リフォームです

部屋全体を防音室にリフォーム:200万円~700万円
組み立て式の防音ボックスを設置:50万円~300万円

マンションの防音リフォームの施工種類4つ

上記にて、防音リフォームができる部分は「窓」「壁」「床」「部屋」の4か所が一般的とお伝えしました。
それぞれの部分について、さらに詳しく見ていきましょう。

窓の防音リフォーム施工

窓の防音リフォームでは、二重窓や防音ガラスなどへの変更が一般的です。
中には、二重窓と防音ガラスを併用する方も少なくありません。

二重窓はもっとも遮音性の高いリフォーム方法です。既存の窓はそのままに、内側に新しい窓を設置するので、「既存の窓を取り外したくない」というご家庭にも支持されています。

壁の防音リフォーム施工

壁の防音リフォームでは、壁の内側に「吸音材(音を吸い込む)」「遮音材(音を跳ね返す)」「防振材(振動を他の部屋に伝えない)」といった防音材を入れるのが一般的です。

ただ、壁に万全の防音リフォームを施しても、換気口から音が漏れることがあります。
そのため壁の防音リフォームを行う方は、同時に換気ダクト内に吸音材を入れるとさらに安心でしょう。

換気ダクトへの吸音材導入は、「壁全体を防音リフォームするのはちょっと……」という家庭にも支持されています。ただ、壁を伝うような性質を持つ音に対しては、あまり効果が期待できません。リフォーム会社にマンションの状況をよく確認してもらい、相談しながら決めてくださいね。

床の防音リフォーム施工

「深夜なのに床にフライパンを落としてしまった」「幼い子どもがジャンプするから下の階の人に迷惑をかけていないか心配」など、下の住人への配慮として防音リフォームをする方は珍しくありません。

防音リフォームの内容としては、防音材や吸音材を敷いたり、防音床材に張替えたりするのが一般的です。

しかし、マンションによっては床の張替えに規定が設けられていることもあるのでご注意ください。特にカーペットや畳で引き渡された部分は、もともと音が響きにくいため、フローリングへのリフォームそのものが禁止されているケースも見受けられます。また防音リフォーム自体は許可されても、下の階や左右の住人などの許可が必要なこともあるので、マンションの管理規約を念入りに確認しておきましょう。

部屋の防音リフォーム施工

部屋全体を防音仕様にリフォームすれば、部屋そのものが“防音室”になります。
楽器の演奏、お子さんのお世話、大音量の映画鑑賞などさまざまなシーンでマルチに対応できるようになるので、費用はかかりますが、防音面ではもっとも安心な方法でしょう。
なお木造のマンションの場合、もともと音が漏れやすいため、大掛かりな工事になりがちです。工期も長くなり、費用も数百万円単位で必要です。
費用が気がかりな場合には、部屋に組み立て式の防音室を設置する方法もあります。
部屋のどこかに4畳程度の個室防音スペースを作り、そこだけ防音ルームとして使うこともできるので、用途によってはそれで十分かもしれません。

マンションの防音リフォームの注意点

マンションは、専有部分と共有部分に分かれます。
防音リフォームして良い場所は“専有部分”に限るのでご注意ください。

玄関ドアや窓サッシなどは共有部分になるので、もし防音リフォームを希望する場合は、防音テープを張ったり内窓をつけて二重窓にしたりなど、簡易的なDIYで対処しましょう。
ただ、マンションごとに管理規定は異なります。念のため管理会社や大家さんにご確認ください。

マンションの防音リフォームの実例5つ

環境によって悩みは異なるものです。特にマンションでは、上下左右の家庭の音や外からの音で悩まされることもあるでしょう。
マンションの防音リフォームの実例を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。音問題をスマートに解決して、ストレスのない生活を送りましょう。

・車の走行音が気になり、窓を二重窓に変更
⇒幹線道路沿いのマンションの防音リフォームです。管理規定を確認すると窓のリフォームは不可だったので、二重窓にすることを提案しました。車の走行音が防げるだけではなく、夏は涼しく冬はあたたかい部屋になるという一石二鳥の効果もありました。

・伸び伸びと子育てするため、遮音マットを敷く
⇒幼いお子さんがいるご家庭の防音リフォームです。毎日元気に走り回るお子さんに、「もう夜だからジャンプしないで」「おもちゃで床を叩いたら下の階の人に迷惑になるでしょ」など毎日注意することにストレスを感じていたそうです。「子どもも悪気があるわけじゃないから私も叱りたくない。でも迷惑をかけるわけにはいかなくて」とお悩みになっていました。マンションの管理規約を確認したところ、床材の張替えは禁止されていました。そこで遮音マットを敷くことをご提案しました。これからは、元気いっぱいのお子さんをあたたかく見守りながら、伸び伸びと子育てできるでしょう。

・換気ダクトへ吸音材導入
⇒築年数が古いマンションにお住まいのお客様からのご相談です。外を通った時に隣の住人の生活音がよく聞こえるため、「自分たちの会話やテレビの音も漏れているのでは」と次第に心配になってきたそうです。壁への防音リフォームを提案しましたが、予算の関係で厳しく、代わりに換気ダクトへ吸音材を導入することに決まりました。
「住人の方はもちろん、来客や宅配便の方が外にいても気にせずに済みます」と安堵していました。

・ピアノ演奏のため、組み立て式の防音式を設置
⇒「趣味のピアノを存分に楽しみたい」とのご要望でした。よくお話をうかがってみると、ピアノ演奏以外には特に音問題にお困りではないようでした。
そのため、組み立て式の防音室を設置することを提案しました。4畳ほどの個室の中にピアノはきれいに収まり、どれほど大きな音で演奏しても外にはまったく漏れ聞こえません。
「ピアノが好きなのですが、毎日仕事で帰宅するのが遅くて、近隣に配慮してまったく演奏できない日々が続きました。これでストレスなく趣味を楽しめます」とお喜びになっていました。

・音楽演奏のため、部屋全体を防音室にリフォーム ⇒音楽の仕事に関わっているお客様からのご依頼です。ギターやドラムなど、24時間気兼ねなく演奏したいとのご要望を受けて、部屋全体を防音室にリフォームしました。二重ドアにしたり天井や壁に吸音材を貼ったりして、カラオケボックス並みの防音室へと生まれ変わりました。今後、生徒さんのレッスンも部屋で行うそうです。

マンションの防音リフォームで補助金が支給されるケース3つ

防音リフォームには、ある程度まとまった費用が欠かせません。
しかし状況によっては、自治体などから補助金が支給されることもあります。
主なケースを3つ紹介するので、該当するようなら自治体やリフォーム会社に相談してみましょう。

幹線道路の近くに住んでいる

幹線道路の近くに住んでいる場合、補助金が支給されることがあります。

たとえば東京都を例にすると、下記2点が支給条件となっています。支給額は工事費用の3/4なので、かなりの金額がまかなえそうです。

・車による騒音が夜間65デシベル以上または昼間70デシベル以上
・特別区が定めた「防音構造に関する条例」の適用区域内に建っている住宅で、この条例が施行された日以前から存在する

在日米軍基地や自衛隊基地の近くに住んでいる

在日米軍基地や自衛隊基地の近くに住んでいる方も、補助金の支給対象になります。

たとえば北関東防衛局では、「各飛行場や種類別に定められた建築期日までに建てられた住宅」が支給条件です。
工事費用の100%が支給されるので、騒音にお困りでしたら早めに相談することをおすすめします。

空港の近くに住んでいる

空港の近くに住んでいる場合、「第1種区域」に指定された区域内の住宅であることが支給条件となっています。

この「第1種区域」とは、国が“飛行機による騒音が顕著な区域”として定めたものです。
支給額は工事費用の一部ですが、場合によっては100%支給されることもあります。

まとめ

マンションの防音リフォームの費用相場は、リフォームする箇所や部屋の広さなどによって異なります。
しかし状況によっては補助金が出ることもあるので、対象となる地域の方は自治体やリフォーム会社に相談してみましょう。

ただ、マンションによってはリフォームを禁止されている部分があります。管理規定を確認のうえ、管理会社や大家さんにも相談しておくと安心でしょう。
多くの方が住むマンションだからこそ、防音リフォームで快適な部屋をつくってください。

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