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一戸建てリフォームで床暖房を設置!費用相場と設置注意点を解説

2023.03.20 10:25

床暖房のイメージ

こんにちは。ミドリーナです。
「エアコンをつけていても霜焼けになる」「足元が冷えて辛い」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。このようなお悩みがある方は床暖房を設置することで、冬を快適に過ごすことができます。

今回は一戸建てのリフォームで床暖房を設置する際の、費用相場や注意点などを紹介するのでぜひ参考にしてください。

床暖房のリフォームの費用相場

一戸建ての床暖房のリフォームにおいて、およその費用は5~100万円(1畳あたり)程度です。金額に大きな差があるのは、種類や設置方法によってコストが異なるためです。さらに断熱改修や下地工事などをおこなうと、さらに費用が上乗せされます。
予算やご家族の意見、リフォームのアドバイスなどを考慮しながら、最適な方法を選びましょう。

床暖房の種類による費用の違い

床暖房の種類は、主に「電気ヒーター式」「温水式」の2種類です。
費用が安いのは電気ヒーター式ですが、それぞれ特徴が異なるので、ニーズに合ったものを選びましょう。

・電気ヒーター式/6~10万円程度(1畳あたり):電気を熱源として、放熱することで床をあたためる方法です。「電熱線ヒーター式」「PTCヒーター式」などさまざまな種類があります。施工はわりと簡単で、メンテナンスも基本的には必要ありません。ただ場所によって温度のムラがあり、ひんやりした部分もあれば43~45℃の高温になる部分もあるため、お子さんや高齢者は注意が必要です。

・温水式/8~10万円程度(1畳あたり)+熱源機本体や給湯器など(30~80万円程度):床下に専用のパイプを通して、その中に温水を循環させることであたためる方法です。燃料は電気・灯油・ガスなどが使われます。立ち上がりが早めなので「できるだけ早くあたためたい」という方にはぴったりでしょう。ただ床下にパイプを通す作業や給湯器の設置などが必要なので、リフォーム費用(初期費用)は高額になりがちです。定期的なメンテナンスも必要なので、長期的なランニングコストも考慮したうえで設置することをおすすめします。

床暖房の設置方法による費用の違い

床暖房のリフォーム費用は、設置方法によっても異なります。
「直張り」「床全面張替え」についてそれぞれ見ていきましょう。

・直張り/5~8万円程度(1畳あたり):直張りとは、今の床材はそのままに、上からパネル式の床暖房を取り付ける工事のことです。比較的簡単な作業なのでリフォーム費用はそれほどかかりません。ただ床暖房を設置した部分は段差ができるため、お子さまや高齢者は特にご注意ください。

・床全面張替え/8~11万円程度(1畳あたり):床全面張替えとは、既存の床材を剥がして、その下に床暖房を設置する工事のことです。直張りとは異なり、床下に直接埋め込むため、段差ができる心配はありません。暖房効率が良いうえ、バリアフリーの観点でも安心でしょう。

一戸建てのリフォームで床暖房を設置するメリット6つ

床暖房には主に6つのメリットがあります。
「足元の冷え」だけがフォーカスされがちですが、それ以外のメリットも詳しく見ていきましょう。

足元の冷え防止

エアコンやヒーターでは、「空気」はあたためられても、足元には効果を感じにくいものです。
床暖房なら、床面積全体で部屋をあたためられます。靴下を重ね履きしなくても足元が快適なので、寒さが厳しい時期は特にうれしいですね。

メンテナンスがほとんど必要ない

エアコンだとフィルターの目詰まりを定期的に掃除しなければなりませんし、ストーブだと灯油の補充が必要です。
しかし床暖房は、メンテナンスがほとんど必要ありません。
電気ヒーター式は故障などがない限り、基本的にメンテナンス不要とされています。温水式は10年に1度の熱源機交換と、30年に1度のパイプ交換くらいです。一般的な住宅のメンテナンスと同程度なので負担になりにくいでしょう。

空気が乾燥しにくい

寒い時期はエアコンの温度や風量を上げたくなりますが、その分空気の乾燥は避けられません。乾燥した部屋で「喉がイガイガ」「肌がカサカサ」という経験は、誰でも一度はあるのではないでしょうか。
床暖房なら、空気を乾燥させないだけではなく、汚れも出しません。エアコンの風で部屋にホコリが舞う…というようなこともないので、誰もが安全かつ健康的に使えるでしょう。

場所を取らない

コタツやストーブなどは、どうしても部屋のスペースを圧迫してしまいます。
床暖房なら場所を取らないので、部屋全体を有効に使えます。見た目もすっきりして手入れが簡単なのもメリットでしょう。

お子さまのいるご家庭にも安心

幼いお子さまは、暖房器具に興味を持つこともありますよね。
ストーブは危険ですし、コタツも使い方によっては低温やけどになってしまうかもしれません。

床暖房はやさしく放熱するのが特徴なので、火事ややけどのリスクはほとんどありません。
「危ないよ!」「触らないで!」など目を光らせなくて済み、家族の誰もが伸び伸びと過ごせるでしょう。

部屋全体があたたまる

エアコンだと足元まではあたたかくなりませんが、床暖房なら部屋全体がほんわかと温まります。
“床の温度が一番あたたかく、部屋全体に均一に温度が保たれている”という状態は、集中力にポジティブな影響を及ぼします。頭がぼーっとしにくいので、勉強や家事などに効率よく取り組めるでしょう。

リフォームで床暖房を設置する際の注意点6つ

床暖房を設置すれば、季節を問わずいつでも足元がぽかぽかします。
お子さんが寝そべっても冷たくないので、遊び方がもっと広がりそうですね。

ただ、床暖房の設置にはいくつかの注意点があります。
満足のいく一戸建てリフォームをするために、6つのポイントを押さえておきましょう。

初期費用がかかる

床暖房を設置する際は、どうしても費用がかかります。
特に「温水式」を採用する場合、一度床材を剥がさなければなりません。さらに熱源機本体や給湯器の設置、配管工事などさまざまな作業が追加されるので、結果としてかなり高額になりがちです。

床材によって床暖房を設置できないことがある

「電気ヒーター式」はリーズナブルな工事ですが、どのような床材にも対応できるわけではありません。
たとえばコルクタイル、クッションフロア、はめ込み式のフローリングなどは、その上に暖房器具を設置すると変質や変形につながることがあります。一般的なフローリングでも対応できない種類もあるので、まずはリフォーム業者に相談してみましょう。

ランニングコストがかかる

機械を使ってあたためる関係上、「電気ヒーター式」「温水式」のどちらもランニングコストが不可欠です。
一般的な広さのリビングを例にすると、ひと月あたりの電気料金は、電気ヒーター式では10,000円、温水式では8,000円を見ておきましょう。

温水式では、グレードの高い熱源機や給湯器を使用することで月々のランニングコストを抑えられます。しかし初期費用が割高になるため、予算と照らし合わせてよくご検討ください。

故障の際に費用がかかる

床材を剥がして専用のパイプを埋め込む「温水式」は、故障の際にかなり費用がかかることがあります。
床材を剥がすのはもちろん、状況によっては設備一式の総入れ替えとなることも珍しくありません。

ただほとんどのメーカーは無償修理期間を設けているので、リフォーム会社の保証と含めて、期間を念入りに確認しておきましょう。

あたたまるまで時間がかかる

たとえば、電源を入れればすぐにあたたまる電気ストーブとは異なり、床暖房は時間をかけてじんわりと熱を放出するのが特徴です。
「温水式」はわりと立ち上がりが早いものの、それでもある程度の時間は必要でしょう。
タイマー機能のある床暖房は多数流通しているので、帰宅時間を見越して30分~1時間前にセットしておくことをおすすめします。

置ける家具に制約が出る

床暖房は機械で稼働するため、極端に圧力がかかるような使い方ができません。
たとえば重い家具やピアノなどを床暖房の上に置くと、故障したり機能低下したりする恐れがあるのでご注意ください。

もしあらかじめ「この位置にこれを置きたい」とレイアウトを決めている場合は、下地の補強や設置範囲の調整などで対応できることがあります。すでに設置を済ませた場合でも、敷板を乗せれば荷重が分散できるでしょう。

またラグやクッションなどは、放熱の妨げになります。長時間置いていると床材が変色したりヒビ割れたりすることがあるので、できるだけ設置は避けてください。

床暖房はDIYでリフォームできるのか

床材を剥がす「温水式」はともかく、既存の床材の上に乗せるだけの「電気ヒーター式」なら自分で施工できてしまうのでは…と考える方は多いでしょう。

床暖房器具を販売するメーカーによっては、専用のDIYパックを販売していることがあります。費用は6畳あたり15万円程度です。
ただ熱源機や給湯器は別途準備しなければならず、専用工具(CUプレス機や電動工具など)も必要です。また思わぬトラブルの際に対応しにくくなるので、一般の方は避けておくのが賢明でしょう。

床暖房工事に精通した業者なら、プロの技術と知識で施工してくれます。万が一の事態が起きたときも安心ですね。

まとめ

一戸建てリフォームで床暖房を設置する家庭は珍しくありません。
今までしもやけになっていた足元も、素足で歩いても平気なほど快適に過ごせるようになるでしょう。

費用相場は、床暖房の種類や設置方法によって異なります。それぞれ特徴が異なるので、迷ったらリフォーム会社のアドバイスも参考にしてみてくださいね。

「電気ヒーター式」「温水式」もある程度のランニングコストがかかりますが、きっとそれ以上のメリットを体感できるはずです。
一戸建てのリフォームで床暖房を設置して、冬を快適に乗り切ってください。

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