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2024.04.30 11:55
こんにちは。ミドリーナです。
昨今は新築住宅を購入するという選択肢以外にも、中古住宅を購入してリフォームするというケースが増加しています。そのため、中古住宅のリフォーム費用がどのくらいになるのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、中古住宅のリフォーム費用相場について徹底解説します。また、中古住宅をリフォームするメリットやデメリットに加えて、リフォームに利用できる補助金制度についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
中古住宅を購入してリフォームする際の費用相場は以下のとおりです。
リフォーム内容 | 費用目安 | |
---|---|---|
全面改装(フルリフォーム) | 600~4000万円 | |
水回りリフォーム | キッチン | 50~200万円 |
浴室 | 50~150万円 | |
トイレ | 15~60万円 | |
洗面台 | 10~50万円 | |
内装リフォーム | クロス張り替え | 10万円~ |
フローリング交換 | 15万円~ | |
クローゼット | 8〜50万円 | |
ウォークインクローゼット | 20~80万円 | |
間取り変更 | 20~350万円 | |
外装リフォーム | 外壁塗装 | 50~200万円 |
外壁サイディング | 100〜250万円 | |
屋根塗装 | 30~100万円 | |
カバー工法 | 60〜250万円 | |
葺き替え工事 | 60〜300万円 |
中古住宅をリフォームするメリットは以下のとおりです。
ここからは、各メリットの特徴について詳しく解説します。
中古住宅を購入してリフォームするメリットは、新築よりも費用を抑えられる点にあります。例えば、「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅の購入資金は平均 5,436 万円となっています。
一方で、中古住宅の購入資金は3,340 万円、リフォーム資金は平均206万円となっており、合計しても3,600万円に収まっている傾向にあります。要するに、新築よりも約1900万円コストを抑えられる傾向にあるわけです。
中古住宅のリフォームのメリットは、どれくらいの範囲をリフォームするのかを自由に決められる点にあります。例えば、予算を抑えてリフォームを行いたい場合、クロスの張り替えなど表層的な部分のリフォームだけに絞ることも可能です。
また、大規模なリフォームを行いたい場合、骨組みの状態からやり直すスケルトンリフォームもすることができます。このように中古住宅を購入した場合、予算や目的に応じて自由にリフォームできるメリットがあります。
中古住宅を購入してリフォームする場合、新築よりも工期が短くて済むメリットがあります。例えば、建て替えを行う場合、既存の住宅を解体する必要もあるため、より多くの工事期間が必要になるでしょう。
また、新築で注文住宅を建てる場合、基礎など骨組みも工事する必要があるので、相応の工事期間が必要です。一方で、中古住宅は骨組みを解体する必要もなく、躯体はそのまま利用できるので、工事期間も短くて済むメリットがあります。
新築で住宅を建てる場合、土地探しから始めなければなりません。しかし、希望の立地条件で土地を探しても、なかなか良い物件に巡り会えないことも多い点がデメリットになることがあります。
一方で、中古物件の場合、物件の幅も土地のみより広い傾向にあります。そのため、物件選びの選択肢が広くなるというメリットがあるわけです。
中古住宅をリフォームする場合、以下のようなデメリットがあります。
ここからは、各デメリットについて詳しく解説します。
中古住宅をリフォームする場合のデメリットとして、骨組みや基礎などの構造部分は変更できない点が挙げられます。特に築年数が古い中古物件の場合、耐震性に不安が残ってしまうこともあるでしょう。
旧耐震基準で建てられている住宅の場合、現行法の耐震基準に合わせる必要があるので、別途耐震補強などを施す必要があります。そのため、想定よりもリフォーム費用が多くかかってしまうことがあるので物件選びには注意が必要です。
一般的な新築住宅を購入する際には、住宅ローンを利用することができます。住宅ローンの場合は比較的金利も低く設定されているため、金利負担が少なくて済むメリットがあるといえます。
一方で、中古物件を購入してリフォームを行う場合、リフォームローンを別途利用する必要があります。リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高い傾向にあるため、金利負担が増えてしまうデメリットがあります。
中古住宅を購入してリフォームする場合、補助金制度を活用することで費用を抑えることができます。例えば、リフォームでは以下のような補助金制度が利用できます。
例えば、長期優良住宅化リフォーム推進事業では、所定の条件を満たすことで一戸あたり100万円を上限に補助金を利用することができます。その他にも、地方公共団体が行っている補助金や助成金制度の中には、耐震リフォームに関連する助成金制度も多いため、積極的に活用しましょう。
ただし、各補助金はあらかじめ予算と公募期間が定められているため、予算に到達した場合は公募期間中でも早期に受け付けが終了してしまう点には注意が必要です。
中古物件を購入してリフォームすることで、新築で注文住宅を建てるよりもコストを抑えられるメリットがあります。また、物件選びの選択肢が広がるので、新築と同時に中古物件リフォームも比較検討してみましょう。
なお、リフォームを行う際には、補助金制度も活用することができます。中には数百万円の補助金が活用できる制度もあるので、中古物件リフォームの費用を抑えるためにも積極的に活用してみましょう。
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