大阪・八尾市・東大阪市での
「全面改装リフォーム・リノベーション・増改築」のご相談なら
株式会社Midoriへ!創業50年以上、年間1,000件以上の施工実績

0120-09-1670

新着&イベント情報

洗面所は独立させるべき?脱衣所と間取りを別にするメリット・デメリット

2025.06.16 15:40

洗面所リフォームのイメージ

こんにちは。ミドリーナです。

毎日使う場所だからこそ、洗面所の使い勝手にはこだわりたいものです。そこで近年注目を集めているのが、洗面所を独立させるという間取りの工夫です。一方で、「余分なスペースが必要になるのでは?」「コストはどれくらい?」「設備設計が難しくならないか?」といったさまざまな疑問を持つ方も少なくありません。

そこで本記事では、洗面所を独立させることで得られるメリットやデメリットをわかりやすく解説します。新築住宅の設計段階で検討している方も、既存の住まいをリフォームして使い勝手を改善したいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

下記の記事では、基本的な洗面所リフォームについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

洗面所リフォームの費用を押さえたい!注目すべきリフォームポイントをご紹介

洗面所が独立した間取りに向いている住宅の特徴

二世帯住宅や大家族の住まいでは、洗面所を一箇所に集中させると朝や夜に混雑しやすくなります。身支度や歯磨き、洗顔などが重なる時間帯に複数人が同時に使えるスペースを確保することは、利便性を向上させるためにも重要なポイントになります。

こうした世帯では、独立洗面所を採用することで、脱衣所を使用中でも洗面スペースが使えるという利点があります。また、来客が多い家庭にも独立型はおすすめです。脱衣所と一体型の場合、来客に洗面所を貸すことにためらいが出ることもありますが、独立していればプライバシーを守りつつ気軽に利用してもらうことができます。

このように、家族構成やライフスタイルに応じて、洗面所を独立させることで住まいの快適性を高めることが可能です。

洗面所を独立させた間取りのメリット

洗面所リフォームのイメージ

洗面所を独立させる間取りは、従来よりも大きな暮らしの変化があります。家族が多い家庭や来客の多い住まいでは、日々の使いやすさやプライバシーの確保といったさまざまなメリットがあります。

そこでここからは、洗面所を独立させることでどのようなメリットが得られるのか?具体的な生活シーンを交えながら解説していきます。

混雑時にも複数人で使いやすい

洗面所を独立させる最大のメリットは、家族が同時に身支度をする時間帯でもスムーズに使える点にあります。とくに朝の出勤・通学時間や夜の入浴前後など、洗面台や脱衣所の利用が重なる時間帯では、一体型の間取りではどうしても「使いたいのに使えない」という状況が生まれがちです。

しかし、洗面所が独立していれば、誰かが浴室を使っていても洗顔や歯磨きも可能なため、生活の流れを妨げません。家族の生活時間がバラバラな共働き家庭や、子どもの成長に伴い使用時間が延びるケースでは、こうした分離設計が快適性を大きく向上させるでしょう。

生活感が出にくい

洗面所を脱衣所や浴室から分離することで、空間に生活感がにじみにくくなります。一体型の間取りでは、洗濯機やバスタオル、衣類かごなどが常に視界に入り、どうしても生活感が強く出てしまいますが、独立洗面所であればそうした物品を切り離して配置できるため、すっきりとした印象に保ちやすくなります。

来客時には、手洗いや身だしなみチェックのために洗面所を貸す場面もありますが、独立型であればプライベート空間に立ち入られることなく、気兼ねなく案内できます。

収納効率が上がる

洗面所を独立させると、収納の自由度と効率が飛躍的に高まります。日常的に使う小物が多い洗面スペースでは、それぞれの用途に応じた収納が必要ですが、一体型の間取りでは浴室や脱衣所と空間を共有するので収納が限られがちです。

一方、独立型であれば、カウンター下の収納、壁面収納、ニッチ棚などを自由に設けられ、物の出し入れがしやすく整理整頓も簡単になります。収納計画をしっかり立てることで、見た目も機能性も両立した洗面空間を実現させることができます。

洗面所を独立させた間取りのデメリット

一見すると便利そうに見える独立洗面所ですが、実際に導入するとなると注意点も多く存在します。限られた空間のなかで間取りをどう工夫するか、予算とのバランスをどう取るかは、住まいの快適性に大きく影響します。

そこでここからは、洗面所を独立させる際に直面しやすい課題や、見落としがちな設計上の注意点について詳しく紹介します。

床面積が増えてコストも増加する

洗面所を独立させるには、それ専用のスペースを新たに確保する必要があるため、結果として住宅全体の床面積が増加します。その分、建築コストも上がるため、限られた予算で家づくりを進めたい方にとっては大きなハードルとなります。

例えば、独立洗面所のために1〜1.5畳の面積を追加すれば、その分リビングや収納スペースが狭くなる可能性もあるでしょう。また、リフォームの場合も、既存間取りとの兼ね合いで大掛かりな工事になることがあるため、費用対効果をよく見極めることが重要です。

プライバシー面の配慮が必要

洗面所を独立させることで、家族や来客が気兼ねなく使えるようになる反面、配置によってはプライバシーへの配慮が必要になります。例えば、玄関やリビングからの動線上に洗面所を設けた場合、扉の開閉や内部の視線が気になることがあります。

また、誰かが使用している際に他の家族と顔を合わせることに抵抗を感じるケースもあり、設計の段階で間仕切りの工夫や視線の遮断を考慮する必要があります。独立型であっても、完全にプライベートな空間として使うためには、レイアウトの工夫が欠かせません。

給排水ルートが複雑化する

洗面所を浴室やトイレと離れた場所に設けると、給水や排水の経路が複雑になる可能性があります。2階や離れた部屋に独立洗面所を設ける場合、床下や壁内部に長い配管を通す必要があり、勾配や配管ルートの確保に技術的な調整が必要になることもあるでしょう。

また、配管が長くなると水の流れが悪くなる、メンテナンス性が下がるといった問題も生じやすくなるため、信頼できる施工業者との綿密な打ち合わせが必要です。

独立させる場合の間取り作りのコツ

洗面所を独立させる間取りを採用する際は、単に空間を分けるだけでは理想の暮らしは実現できません。使いやすさを最大限に引き出すには、目的に応じた使用方法の明確化や、面積・動線・収納といった設計要素をあらかじめ検討しておくことが大切です。

そこでここからは、独立洗面所を後悔なくつくるための具体的なコツを3つのポイントに分けて解説します。

事前に使用方法を決めておく

​​独立洗面所の間取りを計画する際に最も重要なことが、「この空間を誰が、いつ、どのように使うのか」を明確にしておくことです。例えば、朝の身支度に使うだけでなく、帰宅後の手洗い用、来客用、スキンケアやメイクを行う場所など、目的によって必要な広さや設備は変わります。

用途が曖昧なまま設計を進めてしまうと、あとから「使いにくい」「想像と違った」と感じる原因になります。事前に使用イメージを家族全員で共有し、必要な機能(鏡の位置、照明、収納、コンセントの数など)を洗い出しておくことで、無駄のない、使い勝手のよい空間づくりが実現できます。

使用しやすい広さにする

洗面所を独立させる場合、広すぎても狭すぎても使いにくくなります。一般的に一人が快適に使える広さは最低でも90cm〜1m幅が目安とされており、ドアの開閉や収納の引き出し動作を妨げない空間づくりがポイントです。

また、広さに余裕があれば椅子を置いてメイクスペースとして使うなど、柔軟な使い方もできるでしょう。大切なのは空間のサイズだけでなく、「動きやすさ」や「使い方とのバランス」を意識することです。

収納スペースも考慮する

独立型洗面所は収納計画が重要です。洗面まわりには、歯ブラシや整髪料、洗顔フォーム、メイク用品、タオル、洗剤など多くの小物が集まります。これらを無造作に置いてしまうと、せっかくの独立空間もすぐに雑然としてしまいます。

理想は使用頻度やアイテムの種類に応じて、引き出し・棚・ニッチなどを適切に配置することです。例えば、洗面台下に深さのある引き出しを設けて電動歯ブラシやドライヤーを収納したり、壁面に可動棚を設置してタオルを整理したりするのも効果的といえます。

まとめ

洗面所を独立させた間取りは、多くのメリットをもたらします。共働き世帯や子育て家庭、来客の多い家庭では、暮らしの質を高める有効な工夫となるでしょう。

一方で、設計やリフォームには床面積の増加、コスト、配管の複雑化といったデメリットも伴います。そのため、長期的な視点での使いやすさや将来性も考慮し、自分たちにとって最適な住環境を目指しましょう。

Midoriでは洗面所の間取りリフォームにも対応しています。多くの施工実績がありますので、洗面所の間取りリフォームをご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

Midoriの洗面所リフォームはこちら

アーカイブ

ブログ内検索

  • 新着&イベント情報
  • 月刊 明るいMidoriっ子ブログ
  • ショールームの出来事

お気軽にご相談ください。無料相談のお申込みも受け付けております。

お電話でのお問合せ

0120-09-1670

メールでのお問合せ

お問合せ・お見積りはこちら

ページトップへ
TEL Show