中古マンションを購入した方必見！失敗しないリフォーム業者選びの6つのポイント

2023.02.25 11:20

マンションリフォーム

こんにちは。ミドリーナです。
中古マンションをリフォームして、自分好みの部屋をつくる方は珍しくありません。
しかしリフォーム業者はいくつもあるため、業者選びを間違えると、好みの部屋をつくるどころか不満が残る仕上がりになりかねないので注意しましょう。今回は中古マンションのリフォームを成功させるために、リフォーム業者の選び方について詳しく紹介します。

中古マンションのリフォームは難易度が高い

中古マンションのリフォームは、実は新築工事よりも難しいです。

ゼロからつくり上げる新築工事と異なり、リフォームの場合は解体工事を伴うことが多くなるためです。また、部材の腐敗や劣化など“気づきにくい部分”まで注視しなければなりません。
畳の交換や壁紙の張替え程度ならともかく、築年数が古かったり大掛かりなリフォームになったりするほど、十分な知識と熟練の技が必要でしょう。

中古マンションのリフォーム業者を選ぶ際のポイント6つ

中古マンションのリフォームは、新築の工事よりも難易度が高いです。
そのためリフォーム会社選びは慎重におこないましょう。
中古マンションのリフォーム業者を選ぶ際のポイントを6つ紹介します。
失敗しないために、これらのポイントをぜひ参考にしてください。

リフォームに対応している業者を選ぶ

工事業者といっても、新築専門の業者からリフォームまで扱っている業者までさまざまです。
特にリフォームでは「壁紙を剥がしてみたら奥の木材が腐敗していた」など思わぬ事態に遭遇することがあるので、知識と経験を元に、作業の工程一つひとつを慎重におこなわなければなりません。

中古マンションのリフォームなら、「新築のみ」の業者よりも、「新築とリフォームどちらも経験がある」という業者を選んだほうが安心でしょう。
ホームページの実績や口コミなどを元に、信頼できる業者を見極めていきましょう。

大手リフォーム業者と中小リフォーム業者の特徴を把握

テレビCMで放送しているような大手リフォーム業者と、地域に根差した中小リフォーム業者、どちらにするか迷う方は少なくないでしょう。
確かに知名度のある大手は魅力的ですが、地域密着型の業者なら末永い付き合いができそうです。

大手と中小、それぞれのリフォーム業者の特徴を見ていきましょう。

■大手リフォーム業者の特徴
大手リフォーム業者は、知名度が高く実績も豊富なことがメリットでしょう。
スタッフや職人の数が多かったり、一等地に自社のショールームを構えていたりしますが、それだけコストに反映されるので施工費用は高くなりがちです。

■中小リフォーム業者の特徴
中小リフォーム業者は、大手に比べて数も規模も小さめですが、それがメリットになることが多いです。

たとえばスタッフや職人の数が少ない分、担当者が営業から現場監督まで一貫して請け負うことも珍しくありません。ワンストップで依頼できるのは、なにかと安心ですね。
また広告費にお金をかけない分、比較的リーズナブルに施工できるでしょう。
しかし中小リフォーム業者は、スキルや経験がバラつきがちです。
「地元に昔からあるリフォーム業者に相談したけれどあまり良い提案をしてもらえなかった」「若手の職人ばかりのようだけど大丈夫かな」など、いろいろ不安を感じることもあるでしょう。
中小リフォーム会社を選ぶときは、「担当者との相性」「物件の見学」「専門スキルを持った職人の有無」の3点を軸に検討することをおすすめします。

・担当者との相性：中古マンションのリフォームをきっかけに、長い付き合いが始まるかもしれません。困ったときにいつでも相談できるような相手だと安心でしょう。

・物件の見学：中小リフォーム会社は自社のショールームを持っていないことが多いため、実際に施工した物件を見せてもらいましょう。全体的な仕上がりはもちろん、施工のこだわりや材質など細かなことまでご確認ください。「こんなイメージのリフォームをしたい」と実際に感じるかどうかが大切ですよ。施工した物件にすでに誰かが住んでいる場合は断られることもありますが、それでも自社の施工した物件を堂々と見せられるということは、それだけでも一つの指標になりそうです。

・専門スキルを持った職人の有無：インテリアや内装にこだわりたい方は、専門スキルを持った職人が在籍しているかどうかをチェックしましょう。たとえばインテリアコーディネーターや設計士に相談すると、要望を把握したうえで専門的なアドバイスをしてくれるでしょう。

プロの視点から提案してくれるかどうか

リフォーム業者は、まずお客様からの要望を聞き、それを施工で形にしていきます。
希望を実現するのはどの業者でも当然のことなので、そこに「プラスα」の提案力があるかどうかを見極めていきましょう。

“希望を聞いて、それを単に叶えるだけの業者”は、あまりおすすめできません。

「お客様が何に困っていて、リフォームを通してどのような生活を望んでいるのか」というように、先々のことまで見据えて、それに沿った提案・アドバイスをしてくれるような業者だと信頼できそうです。
たとえば「風呂場が寒いので断熱対策したい」というご要望の場合、単に最新の浴槽に変えたいだけなのか、脱衣所も合わせてヒートショック対策をしたいのか、浴室の壁材や床材も含めて全面リフォームをしたいのかなど、背景や環境はさまざまでしょう。

だからこそ、「プラスα」の提案力がカギになります。
お客様の困りごとを解決するために、知識や経験を元に「こういう方法もありますよ」とさまざまな角度からアドバイスしてもらえると、リフォームの選択肢がグンと広がるでしょう。
提案の内容によっては予算オーバーになるかもしれませんが、それでも、できるだけ予算に近い金額で希望を叶えられるようなアイデアを出してくれる業者が理想です。

ホームページから具体的な情報が読み取れるかどうか

大手も中小も、自社のホームページを持っている業者がほとんどです。
会社概要や住所など大まかなことはわかっても、仕事内容や特徴が詳しく書かれていないことがあるので、そのような業者に注意しましょう。

たとえば、ホームページを見てこのような印象を受けたら要注意です。
・社長やスタッフのプロフィールが公開されていない
・どのような仕事内容かよくわからない
・自社ならではの強みや特徴がよくわからない
・年間の施工数や実績がよくわからない

SNSが普及している昨今、リフォーム完了後に口コミを投稿する方が増えてきました。
ある程度業者が絞れたら、利用者がどのような感想を持ったのか情報を集めてみましょう。悪い口コミばかりの業者はもちろん、「情報がほとんど見つからない」という業者も避けたほうが賢明でしょう。

相見積もりを取る

いくら価格が安かったり知名度が高かったりする業者でも、1社しか相談せずにそのまま契約するのはおすすめしません。

リフォーム業者選びで大切なのは、「中古マンションのリフォームを信頼して任せられるかどうか」です。
少なくとも3～4社から見積もりを取って、業者そのものの信頼度や担当者との相性を見極めていきましょう。
中には、リフォームの規模やマンションの間取りだけで見積もりを出す業者もいます。しかし実際にリフォームが始まると、「床材の下が腐敗していた」「グレードの良い部材を利用した」など理由をつけて追加費用を請求するケースが珍しくありません。

どこをどのようにリフォームしたいと考えているのか、またその箇所をリフォームすることで別のリフォームが発生する可能性はあるのかなどを、担当者へ念入りに確認しておきましょう。

できれば、それぞれの業者に「相見積もりをしている最中です」と伝えて、できるだけ見積もりの条件を合わせましょう(リフォーム内容や使用する部材など)。条件を合わせると、他社と比較しやすくなります。

見積書の書き方は業者によって異なるので、不明点があれば遠慮なく質問しましょう。
特に「工事代金一式」というように内訳を書かない業者にはご注意ください。質問したときに内訳をきちんと答えてくれるなら良いのですが、あいまいな回答をする業者だとあまり信用できなさそうです。
もしそれぞれの業者で見積もり金額に差がなければ、直感や相性で決めて良いでしょう。もし他社と差をつけた金額を提示する業者がいたら、なぜその金額になったのかを質問することをおすすめします。

アフターサポート体制を確認する

中古マンションのリフォームは、いくら良い仕上がりになっても「リフォームして終わり」というのは不安です。
今後何十年と暮らす場所だからこそ、今後トラブルが発生した際に適切に対応してもらえるかは重要事項でしょう。
特に「保証」については念入りにご確認ください。どのようなトラブルについて、リフォーム完了後どの期間まで対応してもらえるのか、その場合は無償なのか有償なのかなど、細かなことまでチェックしましょう。
なお、遠方のリフォーム会社に依頼する場合、まれに「対象外地域」を理由に対応してもらえないケースがあります。アフターサポート体制はあってもサービスを受けられなければ意味がないので、合わせて確認しておきましょう。

まとめ

中古マンションのリフォームにおいて、失敗しないリフォーム業者の選び方は主に6つあります。

リフォームを扱っているかはもちろん、「中古マンションのリフォーム」にも豊富な実績を持っているのが理想でしょう。また、担当者との相性や、プロならではの提案をしてくれるかどうか、ホームページに記載されている内容など、さまざまな角度から検討しましょう。

気になる業者があっても、1社だけで契約を決めるのではなく、3～4社から見積もりを取ることをおすすめします。条件を同じにしたうえで相見積もりをすれば、費用やサービスが比較しやすくなりますよ。

失敗しないリフォーム業者選びの6つのポイントを押さえて、家族全員が笑顔になるような部屋をつくりましょう。
大阪府八尾市におけるリフォーム会社Midoriでは、中古戸建のリフォームを承っております。年間1,000件以上のリフォーム実績があり、経験豊富な職人が多数在籍しています。ご要望をお伺いしながら、最適なご提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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