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2024.12.25 10:40
こんにちは。ミドリーナです。
住宅や建物をより快適かつ機能的にするために「改築」や「リフォーム」を検討する人は多いですが、これらの言葉の意味を正確に理解している人は意外と少ないです。
そこで本記事では、改築とリフォームの違いを詳しく解説します。また、それぞれのメリット・デメリットや、工事を成功させるためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
住宅の改善や修繕に関連する用語には「改築」「リフォーム」「リノベーション」など多くの言葉があります。なかでも、「改築」と「リフォーム」は混同されがちの用語のため、正しく理解しておくことが重要です。
改築とは、法律上は建物の一部または全部を取り壊して新しく建て直す工事を指します。建築基準法では、以下のように定義されています。
「建築物の全部又は一部を除却した場合、又は災害等により失った場合に、これらの建築物又は建築物の部分を、従前と同様の用途・構造・規模のものに建て替えること。」
例えば、築年数が古い住宅を骨組みの状態に戻して作り直すスケルトンリフォームなどもこの改築に該当します。
スケルトンリフォームについて、詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
スケルトンリフォームとは?戸建てのスケルトンリフォーム費用相場や注意点を解説
リフォームとは、現存する建物の老朽化した部分や機能を修繕し、元の状態やそれ以上の快適性に戻す工事を指します。日本では「改良」を意味するように使われることも多く、壁紙の張替えやキッチン設備の交換などが含まれます。
主に建物の劣化部分を補修・改善する工事が該当しており、現状の構造を活かしつつ、部分的に手を加えるため、比較的短期間で実施可能な工事になります。このように改築は建物の一部または全体を新築に近い形で作り直す大規模な工事に対して、リフォームは既存の建物を修繕・改善する小規模な工事を指します。
建物を新たに生まれ変わらせる改築は、建物の基礎や構造部分にまで手を加え、時には一部を取り壊して新たな形に作り直す大規模な工事を指します。老朽化が進んだ建物の耐久性を高めたり、間取りを大きく変更したりと一新するような工事であるため、コストや手間がかかる側面もあります。
そこでここでは、改築を行うことで得られる利点と、検討時に気を付けたい課題を具体的に解説します。
改築を実施した場合のメリットは以下のとおりです。
築年数が古い住宅の場合、現在の建築基準法に合わない耐震性能や断熱性の問題がありますが、改築は建物の構造から変更することが可能なのでこれらの性能を劇的に改善できるメリットがあります。
また、改築では間取りや建物の形状そのものを変更できるため、家族構成やライフスタイルに合わせた最適な空間を設計できる点もメリットといえるでしょう。
改築を実施した場合のデメリットは以下のとおりです。
改築は大規模な工事を伴うため、リフォームよりも費用が高額になる傾向にあります。そのため、予算がある程度決まっているのであれば、工事内容の優先順位を慎重に検討する必要があります。
また、改築には数ヶ月以上の工期が必要になる場合があります。その間、住む場所を確保しなければならず、工事が予定より遅れてしまうと、生活へ大きく影響することも考慮しなければなりません。
リフォームは費用や工期を抑えやすく、家全体ではなく一部の改善にも対応できるため、幅広いニーズに応える柔軟な選択肢といえます。しかし、改築のように建物全体の性能向上や大幅な間取り変更には対応しにくいなど、リフォームならではの課題もあります。
そこでここでは、リフォームを選ぶメリットとデメリットを詳しく解説します。
リフォームを実施した場合のメリットは以下のとおりです。
リフォームは既存の建物を活かした部分的な工事が多いため、改築よりも比較的安価に実施できます。また、部分的な工事のため短期間で工事を終えられるメリットもあります。
加えて、予算に合わせて柔軟なリフォーム計画を立てられる点もメリットといえるでしょう。例えば、まずは水回りだけをリフォームして、次のタイミングで内装や外装を実施するといった計画も行えます。
リフォームを実施した場合のデメリットは以下のとおりです。
リフォームは、間取りの大幅な変更など大きな変更が難しい場合があります。例えば、リビングを拡張したい場合に構造上の問題が生じてしまうなど、何かと制限が出てしまう可能性があります。
また、耐震性や断熱性といった建物の基本性能を大幅に向上させることは難しい場合もあるので注意しましょう。
戸建てリフォームのポイントや費用相場について、こちらの記事で詳しく解説しています。
戸建てリフォームを考える方必見!リフォームのポイントと費用相場を解説
改築とリフォームを成功させるためのポイントは以下のとおりです。
目的によって工事内容も大きく変わるため、予め目的と大まかな予算を決めておくことが重要です。「耐震性を向上させたい」「間取りを一新させたい」「賃貸物件として活用したい」など、目的に応じて工事計画を進めていくことが大切です。
また、工事業者の選択はリフォームを成功させる上でもっとも重要な要素です。業者選びを失敗すると、施工の質が低かったり、後々トラブルが発生したりする可能性が高まるので注意してください。
改築は建物を大幅に変更する大規模な工事で性能も向上しますが、コストと工期がかかります。一方、リフォームは現状の建物を活かした部分的な改善が中心で、低コスト・短期間で実施可能な反面、大きな変更は難しいです。
なお、どちらの工事方法を選ぶ場合も目的や予算を明確にし、信頼できる業者と相談しながら進めることが重要です。最適な工事方法を選択しつつ、理想的な住まいづくりを実現させましょう。
リフォーム会社Midoriでは、年間1,000件以上の様々な種類の改築・リフォームの実績をもっています。改築やリフォームに関するお悩みをおもちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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