大阪・八尾市・東大阪市での
「全面改装リフォーム・リノベーション・増改築」のご相談なら
株式会社Midoriへ!創業50年、年間1,000件以上の施工実績
2023.05.20 15:05
こんにちは。ミドリーナです。
「マンションの風通しが悪い」と気になったことはありませんか?
戸建てとは異なり、マンションは窓の数がどうしても限られるので、リフォームで好みの空間に作り変える方は珍しくありません。
マンションの風通しが悪い原因や、風通しをよくするためのリフォームのポイントを紹介します。
自然な風に包まれて、快適な生活を送ってください。
窓は開けているのに、なぜかうまく風が通らないことってありますよね。
風通しをよくするためには、風の通り道をつくることが大切です。風の入り口だけあっても、出口がなければ、思うように通り抜けていきません。
マンションは集合住宅という特性上、風の入り口はあっても出口がないことがほとんどです。ベランダの窓を開けても、仕切り壁やドアに阻害されることも多いのではないでしょうか。
特にトイレや浴室は室内の真ん中に配置されていることが多いので、風の入り口は無いに等しく、出口は換気扇のみとなりがちです。
つまりマンションにおいて、大きな「入口」と「出口」は、ベランダと玄関ドアしかありません。ベランダは開け放てても、玄関ドアを開けたままにしたら室内が丸見えになってしまうので、結局入口(ベランダ)しか開けられないでしょう……。
しかし「入口」「出口」の両方がオープンでないと、空気がこもってしまいます。料理のにおいがなかなか解消されなかったり、水回りの湿気がそのまま室内に充満したりするので、ダニやカビなどの温床にならないようご注意ください。
マンションは構造上、風通しに難が出がちです。
しかし諦める必要はありません。
ポイントをおさえてリフォームすれば、家全体に風が抜けるようになるでしょう。
ベランダは開け放てますが、玄関を開けっぱなしにはできませんよね。網戸がないので虫が入り放題ですし、通路を通る他の住人からも丸見えになってしまいます。
玄関網戸を取り付ければ、虫の侵入を防ぎながらドアを大きく開けられます。視線が気になるときは、のれんを設置するのも良いですね。
比較的リーズナブルなリフォームなので、費用や工期が気になる方はぜひ試してみてください。
風通しの効率を上げるには、シーリングファンやサーキュレーターを稼働させる方法もあります。空気の循環を促進するので、ベランダ近くに設置して、室内へ向けて動かしましょう。
エアコンをつけている時は、冷暖房効率を上げる効果も期待できそうです。
こちらも数千円程度の、DIY可能な簡易リフォームとなります。
“風の通り道”として理想なのは、ベランダから玄関までが一直線になることです。この直線状に、大きな家具は置いていませんか?
本棚や冷蔵庫など、背の高いモノが設置してあると、風の動きが妨げられてしまいます。家具は低いものを選んだり、壁側に設置したりして、部屋の中央を空けておきましょう。
リビングのドアは、押したり引いたりして開けるタイプでしょうか。
もしそうなら、引き戸へのリフォームをおすすめします。
風通しを良くするなら、ドアは開けっ放しにしておくのが正解です。しかし開閉タイプのドアだと、風にあおられてバタンと閉まってしまうこともあるでしょう。空気の循環を悪くするのはもちろん、手をはさむリスクや騒音なども気になります……。
引き戸にすれば、常に開けておいても突然閉まることはありません。ドアがないと空間全体も広く見えますね。
最近の戸建て住宅では、建築基準法によって24時間換気システムの設置が義務づけられています。空気をうまく循環させてくれるので、浴室を中心にさまざまな家庭で活躍しています。
マンションでも同じで、思うように窓が配置できない場合、換気扇を増設する方法もあります。うまく使えば、いつでもクリーンな空気をキープできるでしょう。
ウォークインクローゼットをお使いの方は少なくありませんが、風通しを考えるならウォークスルータイプがおすすめです。
リビングに通り抜けられるような構造にすれば、扉を開けたままでも風通しが期待できるでしょう。使い勝手も向上するので、良いことずくめです。
こちらも、「ウォークスルークローゼット」と同様に、それぞれの部屋に入口と出口をつける方法です。
それぞれの部屋にドアを2つ付けると、風通しがかなり改善します。1つだけだと入った空気は停滞しますが、2つあれば通り道ができます。できれば、それぞれのドアは常に開けっ放しにするのが良いですね。
上記で「それぞれの部屋にドアを2つ付ける」というリフォームをご紹介しましたが、「ドア+ドア」ではなくて「ドア+窓」という方法もあります。
部屋の数だけ壁があります。しかし風通しを考えたときに、壁を邪魔に感じることもあるでしょう。
壁をくり抜いて別のドアを設置する方法もありますが、もう少し小規模なリフォームとして室内窓の設置はいかがでしょうか。
室内窓とはその名の通り、室内につける窓のことです。壁や仕切りに窓を設置すると、空気の通り道ができるので風の循環が良くなるでしょう。大きく開くドアに比べて風の通り道は小さくなりますが、それでも今までとは異なる風の流れが期待できます。
リビングの広さは十分あるのに外とつながる窓がベランダしかない場合、仕切り壁にパネルタイプのパーテーションを設置してみてください。パーテーションによって風の流れが変わるため、それぞれの部屋に風が通りやすくなるでしょう。
必要に応じて開閉できるので、使い勝手も良さそうです。
一般的なマンションにおいて、ベランダの窓は引き違いタイプがほとんどでしょう。一見すると大きな窓なのですが、実際に開くのは窓面積の半分だけなのでご注意ください。
もともと窓の数が少ないマンションにおいて、ベランダの窓が風通しの“命綱”のようなものです。できれば、半分だけ開くのではなくて、面積のすべてを開けたいですよね。
マンションの窓を外開きタイプへとリフォームすれば、単純計算で、現状の2倍の風通しが期待できるでしょう。他にも、たて滑り窓や全開口サッシなどもおすすめです。
しかし、強い風が吹くと室内にかなり影響が及んだり、強い雨が吹くと窓の内側まで濡れてカビが発生したりするのでご注意ください。
費用はかかりますが、思いきって間取りをリフォームする方法もあります。風通しが気になる方はもちろんですが、風通し以外にも日ごろ不便を感じていることがあったら、これを機にリフォームしてはいかがでしょうか。
たとえば、2つの部屋をつなげて1つにしたり、できるだけ間仕切り壁を減らしたりなど、できることはさまざまです。
一例ですが、マンションの風通しをよくするために間取りを変えたリフォーム事例を紹介します。
マンションは集合集宅なので、購入した部屋でもリフォームの際は注意が必要です。
風通しをよくするリフォームの注意点を挙げるので、施工前は十分にお気を付けください。
マンションには「専有部分」と「共用部分」の2種類があります。
リフォームで変更して良いのは専有部分だけで、共用部分はリフォームそのものが禁止されています。
風通しのリフォームでいうと、内装(室内の設備)は専有部分にあたりますが、ベランダは共有部分です。そのため、壁を壊すようなリフォームは可能ですが、構造によっては“壊すべきではない柱”の可能性があるのでご注意ください。また「ベランダの間口を広げる」といったリフォームはできませんが、壁を壊さないリフォーム、つまり窓の種類を変えるなら可能です。
いずれにしても、一般的なルールとは別にマンション独自の規約を設けていることがあるので、リフォームを考えているならまずは管理会社に相談することをおすすめします。
玄関に網戸を取り付けたりサーキュレーターを設置したり、といった簡易的なリフォームなら問題ないのですが、ドリルで穴を開けるようなリフォームをするなら近隣住民に挨拶しておきましょう。かなり大きな音が響いたり振動したりするので、工事が始まる3~5日前には伝えておくのがベストです。
業者によっては挨拶を代行してくれることもありますが、誠意として自ら出向いたほうが良いでしょう。
何月何日の何時からどのような工事が始まり、いつ終わる見込みなのかを丁寧に伝えてください。挨拶と一緒に、アルミホイルや洗剤などちょっとした消耗品を手渡すと喜ばれますよ。
マンションの風通しをよくするためのリフォームは、ご自身でDIY可能なものから、業者による大掛かりなものまでさまざまです。
ただマンションの規約上、リフォームできる箇所とリフォームできない箇所が定められているので、「こういうリフォームをしてみたい」と思うことがあればまずは管理会社へご相談ください。
風通しがよくなると、いつでも新鮮な空気を浴びられます。濁った空気のままだと体調に影響しかねないので、ぜひリフォームで快適な住まいをつくりましょう。
株式会社Midoriは八尾市を拠点に、年間1,000件以上のリフォーム実績があり、経験豊富な職人が多数在籍しています。内装から水回り、外構までご要望に応じたプランをご提案させていただきますので、リフォームをご検討の方はお気軽にご相談ください。
関連記事
フルリフォーム(全面改装)はいくら?戸建て・マンション別にご紹介
中古マンションを購入した方必見!失敗しないリフォーム業者選びの6つのポイント
Copyright © 大阪 八尾市・東大阪市のリフォーム・株式会社Midori(ミドリ) All Rights Reserved.
TEL Show