マンションのトイレリフォームをする前に確認しておく注意ポイント5つ

2023.09.15 15:20

トイレリフォーム

こんにちは。ミドリーナです。
毎日利用するトイレ空間は、人気の高いリフォーム部位の一つです。しかし、マンションでトイレリフォームを検討している場合、事前に確認するべき点がいくつか存在するので注意しましょう。

そこで本記事では、マンションのトイレリフォームを実施する際、事前に確認するべき注意点について詳しく解説します。リフォーム業者の選定ポイントや、トイレリフォームの費用相場についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

マンションのトイレリフォームで業者比較するポイント

マンションのトイレリフォームを実施する際には、リフォーム業者の選定が非常に重要です。満足度の高いリフォームを実現させるためにも、品質やサービスの良い業者に依頼することがポイントです。

なお、良質な業者を選定するポイントとして、まずは業者の実績や評判をチェックしてみましょう。長年の経験や多くのリフォーム実績がある業者は顧客からの信頼性が高い可能性があるため、口コミサイトなどから評判を確認するのが効果的です。

また、アフターサービスや保証期間についてもチェックしてみましょう。水回りのトイレはリフォーム後にトラブルが発生する可能性もあるので、きちんと工事保証書やアフターサービスが充実している業者を選定することが重要です。

その他には、コミュニケーションが取りやすい業者を選定することもポイントです。トイレは一度リフォームすると長年利用することになるため、自分の要望を理解して満足できる提案をしてくれる業者なら安心して任せることができます。

マンションのトイレリフォームをする際には、このようなポイントに留意しつつ、良質な業者を選定しましょう。

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マンションのトイレリフォームの費用相場

マンションのトイレリフォームに関する費用相場は、トイレの本体、業者の取付施工費によって変動します。

また、トイレ本体を交換する際には、天井や壁のクロス貼り替え、床材の張り替えなども実施することが多いため、これらの工事範囲によっても費用相場が変動することを理解しておきましょう。

一般的にタンク式トイレに交換する場合、10万円から20万円程度に収まることが多い傾向にあります。一方、タンクレストイレへ変更する場合、15万円から35万円程度になることが多いです。

なお、トイレ本体がキレイになることで周辺のシミや汚れが目立つため、クロスや床も張り替えることで快適なトイレ空間にすることができます。これら本体工事以外に、天井や壁のクロス貼り替えや床材の張り替えを実施する場合、別途5万円から10万円程度の費用が必要になるでしょう。

マンショントイレリフォームで注意すべき5つのポイント

マンションのトイレリフォームをする際には、注意すべきポイントがいくつかあります。後に不要なトラブルに発展させないためにも、事前にどのようなことに注意するべきなのか？を把握しておきましょう。

そこでここからは、事前に確認しておくべきマンショントイレリフォームの注意点について解説します。

①排水方式

マンションのトイレリフォームで注意すべきポイントの一つ目は、排水方式になります。通常、トイレの排水方式には「床排水」と「壁排水」2つのタイプに分かれていますが、一般的なマンションは床排水タイプが採用されています。

しかし、中には壁排水を採用しているマンションもあるため、新しくトイレを取り付ける際にはどちらの排水方式に対応しているのか確認しなければなりません。排水方式の違うトイレを選んでしまった場合、取り付け自体ができなくなるので注意しましょう。

②マンションの管理規約

マンションのトイレリフォームを計画している方は、お住まいのマンションで定められている「管理規約」を確認しましょう。通常、分譲マンションの管理組合では、専有部分と共有部分に関する規定を管理規約に記載しています。

この管理規約を無視してリフォームを進めてしまうと、後々に不要なトラブルへ発展する場合があるので注意しなければなりません。また、管理規約にはリフォーム作業のルールが定められていることもあります。

例えば、作業の時間帯や騒音の規定などが該当します。ただし、これらは各管理組合によって規定の内容が異なるので、詳細はお住まいのマンションで定めた管理規約を確認してください。

③工事期間

マンションのトイレリフォームで見落としがちな部分として、工事の期間が挙げられます。日常生活で利用するトイレですが、工事期間中は水を止めて交換作業をするため利用することができません。

一戸建て住宅は1階と2階でトイレが二つあるケースが多いですが、マンションの場合はトイレが一つというケースが大半です。工事はトイレ全体を行っても基本的に1日で完了しますが、工事中はトイレが利用できないのでスケジュールは確認しておきましょう。

④水圧

タンク式トイレにリフォームする場合は問題ありませんが、タンクレストイレに変更する場合は「水圧」に注意しましょう。通常、マンションは高層階に行くにつれて水圧が低下するため、十分な水圧を確保できずに設置が難しいケースがあります。

タンクレストイレは水道に直接接続して洗い流す仕組みのため、この水圧の問題は事前に確認する必要があります。なお、最近では水圧を上げる装置が付属しているトイレなども発売されているため、水圧が低くてもタンクレストイレを設置できる可能性があります。

ただし、希望しているタイプのタンクレストイレが採用できるかどうかは別問題です。そのため、事前に水圧の状況は確認しておきましょう。

⑤助成金

古いトイレから新しいトイレへリフォームする場合、助成金制度を活用できる可能性があります。マンションのトイレリフォームの費用を抑えるためにも、活用できる制度は積極的に利用しましょう。

なお、利用できる助成金制度の一例として、国土交通省が実施している「こどもエコすまい支援事業」という制度があります。この制度では対象となる節水型トイレにリフォームすることで、最大2万円の補助を受けることができます。

ただし、これらの助成金制度は予算や応募期間が決まっているため、予算が消化されてしまう前に申し込みを済ませておきましょう。

まとめ

マンションのトイレをリフォームすることで、清潔で快適な空間に変更することができます。トイレ空間は毎日利用する場所のため、利用しやすく快適な空間へリフォームしましょう。

なお、リフォームを実施する際には、排水方式や管理規約、工事期間や水圧などのチェックは事前に行ってください。また、必要に応じて助成金制度などを活用し、工事費用を圧縮することをおすすめします。

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